卵殻膜研究会について

卵の利用の現状

卵は私たちの生活には欠かせない食品です。中でも卵加工食品会社では膨大な量の卵が使用され、その殻のほとんどは廃棄されています。一部の卵殻は飼料や肥料、チョークなどに利用されていますが、卵殻膜の再利用はほとんどされていないのが現状です。

卵殻膜の優れた有効性

一方、卵殻膜には、コラーゲン、エラスチン、ムコ多糖類をはじめ、私たちの健康にとっても優れた成分が自然な形で豊富に含まれています。これらの成分の有効性は、単なる卵の再利用の有効性に留まらず、私たちの生活に大いに役立つことが分かってきました。卵殻膜は、コストと時間をかけその成分を高度な技術で抽出し、食品や化粧品に利用するに値する素材なのです。

サスティナブル

現在では、卵殻膜だけを精密に除去する技術も確立しており、残りの卵殻は、飼料や肥料のカルシウム補給源としても加工しやすくなります。卵殻膜の再利用は、環境と我々の健康の両方の利点を持つサスティナブルな取り組みといえます。

本研究会は、人々の健康と予防医学に寄与するために、「卵殻膜」の研究者、専門家と連携し、有効性の研究、先端技術、応用開発の成果等の情報を公開することで、卵殻膜が広く利用されることを目的としています。

卵殻膜研究会
〒108-0023 東京都港区芝浦3-7-8-203